プリプロとは?
プリプロとは、プリプロダクション(Pre production)の略称で、本番レコーディングの前に行う準備、制作工程を指します。事前に楽曲の詳細を詰めたり、サウンドの方向性を確定させておくことで、本番のレコーディングを円滑に進めるためのプロセスです。

プリプロを行う目的
レコーディング現場では、実際に演奏をしてみることで、音作りに悩んだり、アレンジや歌詞がしっくりこないといった問題が起こる可能性があります。
アレンジが未完成のままだと、スタジオ内でメンバー間のディスカッションに多大な時間を費やすことにもなりかねません。
プロ用のレコーディング・スタジオはレンタル費用が高額です。当日、演奏以外の部分で時間を浪費してしまうと、コストが無駄になるだけでなく、最悪の場合は時間内に作業が終わらない...といったリスクもあります。
あらかじめリハーサル・スタジオなどの安価な環境で音作りや楽曲構成を詰めておくことで、本番当日のトラブルを防ぎ、レコーディングをスムーズかつ確実に成功させることができます。
プリプロの進め方
プリプロの進め方は、アーティストのスタイルや制作体制によって大きく2つのパターンに分かれます。
1つは、スタジオでの予行演習スタイル。本番とは別日にスタジオを借りて、メンバー全員で実際に演奏を進める方法です。本番を想定した環境で音を出しながらメンバーと話し合えるため、バンドのアンサンブルや演奏のニュアンスを詰めるのに最適です。
もう1つは、 DAW を活用したデモ制作のスタイル。パソコン上でデータのやり取りをしながらアレンジを詰めていく方法です。例えば、以前当社スタッフが携わった案件では、作曲者が制作した基本的なデモ音源をもとに、各楽器パートのプレイヤーが、自宅でフレーズやアレンジを考案し、本番前にデータを統合していきました。
この場合、明確にここからプリプロという境界線はなく、デモ制作自体が実質的なプリプロの役割を果たします。

プリプロで具体的に行うこと
プリプロの段階で、整理・決定しておくべき主な項目は以下の通りです。
- アレンジの確定:各パートのフレーズやコードの展開、曲全体の構成整理
- サウンドメイク:ギター、ベースのアンプの設定やエフェクター、使用楽器の選定
- 演奏のニュアンスの統一:リズム隊のノリやキメの確認
- ボーカル・アプローチの検証:歌い方、キー設定、メロディや歌詞の最終チェック
- 楽曲の基本設定:テンポ(BPM)やクリックの決定
本番前に一度仮組みをして客観的に聴くことで、楽曲の弱点を早期に発見でき、楽曲の完成度を高めていくことができます。
まとめ
本番レコーディングで再考のパフォーマンスを発揮するためには、当日に悩みを持ち込まない状態を作っておくことがベスト。そのために重要な工程がプリプロです。
事前に音作りやアレンジをしっかりと詰め、迷いをゼロにしておくことで、本番当日は演奏や表現だけに100%集中できるようになるでしょう。
ONLIVE Studio には、高品質なレコーディングが可能なスタジオが登録されています。本格的な音源制作に挑戦してみたい方や、レコーディングに関する相談をしたい方はぜひご活用ください。
レコーディング・スタジオの依頼はこちらから
レコーディングの依頼はこちらから

東京出身の音楽クリエイター。 幼少期から音楽に触れ、高校時代ではボーカルを始める。その後弾き語りやバンドなど音楽活動を続けるうちに、自然の流れで楽曲制作をするように。 多様な音楽スタイルを聴くのが好きで、ジャンルレスな音楽感覚が強み。 現在は、ボーカル、DTM講師の傍ら音楽制作を行なっている。 今後、音楽制作やボーカルの依頼を増やし、さらに活動の幅を広げることを目指している。








