音楽制作で活用できる AIツールをご紹介!〜楽曲制作初心者の方へのおすすめ〜

近年、AI(人工知能)の進化は目覚ましく、それに伴い AI を活用したさまざまなツールが登場しています。 “これから楽曲制作を始めてみたい”“オリジナル曲をつくってみたい”と考えている方にとって、AIツールは制作のハードルを下げてくれる足がかりとなるでしょう。 この記事では、音楽制作初心者の方々に向けて、音楽制作で活用できる AIツールと、その活用方法についてご紹介します。

Nami
Nami
(更新: )6min read

AI とは?

AI とは、Artificial Intelligence(アーティフィシャル・インテリジェンス)の略称で、人工知能のことで、簡単にまとめると人間の知能で行われていることをコンピューターで行えるようにした技術です。

機械学習により、大量のデータをコンピューターが自ら解析し、学んでいくことが可能です。

楽曲制作においても進化する AI

ここ数年で加速度的に成長を遂げている AI業界。
AI を活用したチャット形式のサービスである「Chat GPT」 は利用者も多く、プライベートでも仕事でもかかせないツールとなっている方も多いのではないでしょうか。

音楽業界もその例に漏れず、現在音楽制作で活用できる様々な AIツールが開発されています。
最近では、 AI によって生成された楽曲を配信する『The Velvet Sundown』という AIバンド が、わずか数週間というスピードで月間100万回再生を突破したとして話題になりました。

当初 The Velvet Sundown の中の人は、AI で生成した楽曲だと公表はしておらず、AI 生成による疑惑を否定していましたが、ジャケット写真やサウンドから「AI で作られた音楽なのでは?」と物議を醸していました。

現在は AI で生成した音楽と認め、Spotify上の詳細情報欄に、作曲、ボーカル、ビジュアルは全て AI によって生成されていると明記されています。

このニュースからも、AI によって作られた音楽が、私たちの身近な存在になってきていることが分かります。

おすすめの活用方法

AIツールは楽曲制作の補助的な活用方法が最もおすすめです。

楽曲制作の進行をしてもらう

“はじめて曲を作りたいけど、何からやればいいか分からない”という方は、まずは AIに楽曲制作の進め方を相談することができます。

進め方は人それぞれなので、あくまで一例となりますが、どのように進めたらいいかの道標になるでしょう。

(例:ChatGPT を使用)

アイディア出しの壁打ち

AIを壁打ち相手にすることは、楽曲の方向性を固めるのに有効です。

思わぬアイディアを提案してくれるかもしれないため、一人で考えるよりも効率的なアイディア出しができるかもしれません。

自分が苦手分野の部分の補佐に使用する

自分が苦手とする分野に関して、部分的に AIツールを活用することもおすすめです。 

“作詞作曲はできる”という方は、コード進行やアレンジの相談、ミックスやマスタリングなど、それぞれに特化したツールを活用できます。

楽曲制作で活用できる AIツールをご紹介

この章では、楽曲制作で活用できる AIツールをご紹介します。

Chat GPT

Chat GPT とは、対話型の AIチャットボットです。
質問した内容に対して、チャット感覚で回答してくれます。

このサービスは、作詞〜作曲のアイディア、またプロジェクトの進行まで、幅広く活用することができます。
たとえば、「メロディと歌詞はあるけど、この先楽曲を配信するには何をすれば良い?」などを質問してみると、その後の道筋を教えてくれるでしょう。
イメージとしては、音楽の先輩に質問をする...みたいなイメージに近いかもしれません。

ChatGPT|OPEN AI

Suno AI Music

Suno AI は、作詞、作曲だけではなく、ボーカル生成まで、まるっと楽曲を生成してくれる楽曲 AIサービスです。
楽曲のジャンルや雰囲気、テーマなどをテキスト入力することができ、数分で楽曲を生成してくれます。

歌詞を入力したらその歌詞に合わせて楽曲を生成することも可能です。
日本語、英語だけではなく、韓国語やスペイン語など、様々な言語に対応しています。

Suno | AI Music

Suno | AI Music
Create stunning original music in seconds using AI. Make your own masterpieces, share with friends, and discover music from artists worldwide.

AIVA

AIVA は、自動で音楽を生成してくれる AIツールです。
サービス上で生成した楽曲の調整ができたり、MIDI出力も可能です。
AIVA で生成したアイディアをベースに、気になるところや、オリジナル性を出したいところは自分で手を加えることが可能です。

AIVA|AIVA

AIVA, the AI Music Generation Assistant
AIVA, your AI music generation assistant

AI 機能を活用したDAW

近年では、AI 機能を導入した DAW も登場しています。たとえば、Apple社が提供する DAWソフト「Logic Pro」には、AIを活用した「Session Player」と「Stem Splitter」という機能が搭載されています。

「Session Player」は指定したコードやメロディーから自動で伴奏を生成してくれる機能です。一方、「Stem Splitter」は読み込んだオーディオをパートごとに分離できる機能で、こちらはリミックス制作や耳コピの際に便利です。

また、Image-Line Software社の FL Studio 2025 には、AIチャット機能「Gopher」が搭載されており、チャット形式で操作方法や楽曲制作について相談しながら進めることができます。

このように、DAW に組み込まれる AI 機能をサポートとして活用してみるのも良いでしょう。

AI を叩き台にプロの手によってブラッシュアップ

楽曲制作を外注しようとお考えの方の中には、依頼する際にどのようにイメージを伝えるか悩んでいる方も多いと思います。
そんな時は、Suno などの楽曲生成ツールを使って「こんな楽曲にしたい」というイメージを具体化し、プロフェッショナルへ共有するという方法もあります。

さらに、そのアイディアをたたき台として、プロの手で楽曲を形にしていったり、よりブラッシュアップしていくのも良いでしょう。

ONLIVE Studio は、様々な音楽のプロフェッショナルが登録されており、楽曲制作を依頼したい人とプロフェッショナルを繋げるプラットフォームです。

ぜひご活用ください。

音楽のプロに楽曲制作を依頼できる | ONLIVE Studio
ONLIVE Studio は、音楽のプロフェッショナルと、依頼者がマッチングできるサービスです。ONLIVE Studio には、プロデューサー、ミックスエンジニア、スタジオミュージシャンをはじめとした、業界の第一線で活躍している様々な音楽のプロフェッショナルが登録されています。依頼者は自分に合ったプロフェッショナルを検索し、ONLIVE Studio 上で依頼をすることが可能です。

AI で楽曲生成をする場合の注意点

AI は大量のデータをもとに学習して楽曲を生成しているため、Suno などの楽曲生成AI サービスに対し、アメリカの大手レコード会社は2024年に AI の学習に無断で楽曲を使用したとして提訴しました。

現在 AI 関連の法整備が現在まだ整っていないため、このようなことも理解して使用する必要があります。

また、AI サービスを利用して生成した楽曲は、利用するサービスごとに規約が異なるため、AI を使って制作した楽曲を公開・配信する際には、必ず事前に利用規約を確認しておくことが重要です。

サービスやプランによって著作権の扱いなどが変わってくるため、この辺りも確認しておく必要があります。


まとめ

以上、今回は楽曲制作初心者向けに、活用できる AIツールをご紹介しました。
今回ご紹介したものだけではなく、AI を活用したツールはたくさん存在します。

楽曲制作初心者の方こそ、ご自身のニーズに合う AIツールを試して、楽曲作りのハードルを下げると良いでしょう。

今回は楽曲制作初心者の方へのおすすめツールをご紹介しましたが、楽曲はある程度できた!という方には、iZotope社が提供する、AIミキシングプラグイン「Neutron 5」や、AI マスタリングプラグイン「Ozone12」などもおすすめです。

これらのプラグインに自分の曲を読み込ませることで、曲を解析し、ミックスやマスタリングにおいて適切な調整を提案してくれます。
作曲ができたら、これらのプラグインを試してみるのも良いでしょう。

また、AI で物足りなく感じたら、プロフェッショナルに依頼してみるのも一つの手です。

音楽制作でお困りの方は、ぜひ ONLIVE Studio をご活用してみてください。

音楽のプロに楽曲制作を依頼できる | ONLIVE Studio
ONLIVE Studio は、音楽のプロフェッショナルと、依頼者がマッチングできるサービスです。ONLIVE Studio には、プロデューサー、ミックスエンジニア、スタジオミュージシャンをはじめとした、業界の第一線で活躍している様々な音楽のプロフェッショナルが登録されています。依頼者は自分に合ったプロフェッショナルを検索し、ONLIVE Studio 上で依頼をすることが可能です。
Nami
Written by
Nami

東京出身の音楽クリエイター。 幼少期から音楽に触れ、高校時代ではボーカルを始める。その後弾き語りやバンドなど音楽活動を続けるうちに、自然の流れで楽曲制作をするように。 多様な音楽スタイルを聴くのが好きで、ジャンルレスな音楽感覚が強み。 現在は、ボーカル、DTM講師の傍ら音楽制作を行なっている。 今後、音楽制作やボーカルの依頼を増やし、さらに活動の幅を広げることを目指している。

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