作曲家とは?
作曲家とは、音楽制作において曲を創作する人のことを指します。「コンポーザー」、「メロディメーカー」とも呼ばれます。
作曲家が最低限行うべきことは、楽曲のメロディー(主旋律)を作成することです。その他の楽器パートのアレンジなどは、通常「編曲」と呼ばれ、別の工程として考えられることがあります。ただし、ほとんどの作曲家は「編曲家」の役割も果たすことが一般的なため、作曲家として依頼される際には、編曲も含まれていることが多いです。
一方で、シンガーソングライターとしてアーティストが自ら作曲をしている場合は、編曲の工程を分けて考え、編曲家に依頼するケースが多いでしょう。
※ここまでお伝えした作曲家は、ポピュラー音楽の作曲家を想定しており、クラシック音楽の作曲家に対する認識は少々異なります。
ONLIVE Studioで作曲家に依頼できることは?
- オリジナル楽曲の制作
- メロディー、コード進行作成
- 楽曲アレンジ
- オリジナル曲のブラッシュアップ ...etc.
「作曲者」のクレジットについて
ポピュラー音楽において、作曲者は一般的に歌のメロディーを考えた人が「作曲者」となります。そのため、通常クレジット表記は歌のメロディーを考えた人になり、それ以外のアレンジを考えた人は「編曲家」として表記されます。
作曲家への依頼がマッチする人は?
- 作詞は得意!だけど曲作りが苦手
- メロディの断片的なアイディアをまとめて欲しい
- 実現したい曲のイメージはある、だけど自分では作れない
- アーティストとして歌を歌いたいけど持ち曲がない
- メロディは作れるけど、伴奏が作れない ...etc.
有名な作曲家一覧
有名な作曲家を、国内外でそれぞれ3人ずつご紹介致します。
それぞれ作曲家以外でも活躍されている方達ですが、ここでは作曲家としてご紹介させて頂きます。
(※50音順)
<日本編>
- 菅野よう子・・・ YUKI などの J-POP アーティストから、テレビや映画の劇伴、アニメ音楽など、様々な垣根を超えて活躍する作曲家。代表作には AKINO 『創聖のアクエリオン』 や2012年に発表された東日本大震災を受けて作られた復興支援ソング「花は咲く」など多数。
- 筒美京平・・・昭和歌謡でのヒット曲を次々に飛ばし、日本のポップスにおいて礎を築いた人物の一人。「サザエさん」の主題歌を作ったことでも有名な作曲家。その他の代表作には、太田裕美『木綿のハンカチーフ』、いしだあゆみ『ブルー・ライト・ヨコハマ』などがある。
- ヒャダイン・・アイドルから、アニメ主題歌まで、数多くの楽曲提供を行っており、国内におけるポップスカルチャーを牽引している。また、タレントやアーティストとしても活躍している。代表作には、ももいろクローバーZ『行くぜっ!怪盗少女』や東方神起 『 Share The World 』などがある。
<海外編>
- Burt Bacharach(バート・バカラック)・・・『 Butch Cassidy and the Sundance Kid (明日に向って撃て! )』などの映画音楽から、Aretha Franklin(アレサ・フランクリン)『 I Say a Little Prayer 』や The Beatles(ザ・ビートルズ)『 BABY IT’S YOU 』などの作曲を担当するなど様々な功績を残し、後世に大きな影響を与えた人物。
- Max Martin(マックス・マーティン)・・・スウェーデン出身の作曲家。Britney Spears(ブリトニー・スピアーズ)から Taylor Swift (テイラー・スウィフト)まで、数多くのアーティストの楽曲に携わり、長くに渡り第一線で活躍し続けている。
- TEDDY(テディ)・・・韓国のアーティストである BLACK PINK (ブラックピンク)や JEON SOMI(チョン・ソミ)などの楽曲を手掛け、ヒット曲を産み出している、近年の K-POP ソングを語る上で欠かせない作曲家。
まとめ
以上、今回は「作曲家とは?」をご紹介致しました。
作曲家は、簡単にまとめると以下のような役割を行う人です。
- 歌のメロディーを考える人
- 一般的には編曲まで行うことが多い
作曲家に依頼をしたい方は、ONLIVE Studio でプロフェッショナルを探すことができます。
作曲家のプロフェッショナルに依頼することで、あなたのアーティスト活動の幅が広がるきっかけになるかもしれません。是非ご利用ください。
東京出身の音楽クリエイター。 幼少期から音楽に触れ、高校時代ではボーカルを始める。その後弾き語りやバンドなど音楽活動を続けるうちに、自然の流れで楽曲制作をするように。 多様な音楽スタイルを聴くのが好きで、ジャンルレスな音楽感覚が強み。 現在は、ボーカル、DTM講師の傍ら音楽制作を行なっている。 今後、音楽制作やボーカルの依頼を増やし、さらに活動の幅を広げることを目指している。
Masato Tashiro
プロフェッショナルとして音楽業界に20年のキャリアを持ち、ライブハウスの店長経験を経て、 2004年にavexに転職。以降、マネージャーとして、アーティストに関わる様々なプロフェッショナルとの業務をこなし、 音楽/映像/ライブ/イベントなどの企画制作、マーケティング戦略など、 音楽業界における様々な制作プロセスに精通している。 現在はコンサルタントとして様々なプロジェクトのサポートを行っている。