プロの編曲家アレンジャーに頼むメリットとデメリット

豊富な知識を持つアレンジャーに楽曲のアレンジを依頼することで、音楽作品はより素晴らしいものに仕上がります。 一方で、アレンジャーに依頼することのデメリットがあることを知って、自分に合う選択をすることも大切です。この記事では、プロのアレンジャーに依頼するメリットとデメリットについてご紹介します。

Nami
2023-07-125min read

アレンジャーとは?

アレンジャーとは、作曲家やアーティストが作成したメロディーを基に、楽曲の雰囲気や世界観に合うようなコード進行や楽器の編成などを考える編曲の専門家です。編曲家とも呼ばれます。

彼らは音楽理論の知識や様々な楽器、ジャンルに精通しており、それらの知識を使って依頼主が求める世界観を実現します。
アレンジャーが手を加えることによって、作品の魅力や表現力が高まり、より一層魅力的な楽曲として仕上げることが可能です。

アレンジャーがどこまでを担うかは、依頼内容やアレンジャーによって異なりますが、以下はアレンジャーが主に行うことです。

コード進行や和声、リズム、テンポの決定

作曲家やアーティストが作成したメロディーやデモ曲をベースに、楽曲の世界観に沿ったコード進行や和声、リズム、テンポなどを考えます。

楽器編成

楽曲に使用する楽器の選定や、パートの割り振りなどを行います。曲の雰囲気やコンセプトに応じて、どの楽器が効果的かを考え、バランスの取れた編成を構築します。

ハーモニーの構築

楽曲の和声やハーモニーにも注力し、メロディーラインに対して適切な和音を組み合わせることで、楽曲の響きや感情表現を豊かにします。

楽曲構成の決定

イントロ、間奏、サビ、ブリッジなど、各セクションのバランスや転調、展開などを工夫し、聴衆にとって興味深い楽曲の構成を作り出します。

ジャンルやスタイルへの適応

編曲家は様々なジャンルやスタイルに対応する能力が求められます。それぞれのジャンル特有の楽曲構造やスタイルを理解し、編曲に反映させることで、様々な依頼に対応します。

プロのアレンジャーに依頼するメリット

Photo by i aboud / Unsplash

自分の実現したい世界観を手助けしてくれる

プロのアレンジャーは、様々な音楽の知識を駆使し、依頼主の要望にあったアレンジを施してくれます。自分の力だけでは表しきれなかった表現をアレンジャーに依頼することにより、彩度高く表現してくれるでしょう。

高品質な作品に仕上げられる

音楽理論やジャンル理解に長けているアレンジャーは、楽曲の構造やハーモニー、編曲テクニックなどを最適化し、音楽的に質の高い楽曲に仕上げることが可能です。

クリエイティブな視点のアドバイス

楽曲のクオリティや世界観をより良いものにしようとした際に、新たにアレンジやサウンドのアイデアを加えることを提案してくれる人もいます。
これにより、より個性的で鮮やかな楽曲を生み出すことができます。

時間と労力の節約

楽曲の編曲は時間と労力を要します。自分で勉強して編曲を出来るようになることも、もちろん良いことですが、プロの編曲家に依頼することで、作詞や作曲などといった自身の活動に焦点を当てることができます。

プロのアレンジャーに依頼するデメリット

アレンジャーに依頼する際に考えられるデメリットは、以下のようなことが考えられます。

コストがかかる

プロのアレンジャーには高いスキルと経験があり、その技術を提供してもらうにあたって費用がかかります。
費用はピンキリですが、予算に余裕がない場合にはネックになるでしょう。

イメージ通りにならない可能性

細かな指示を伝えないと、自身のイメージとは異なるアレンジになる場合があります。そのため、イメージをしっかりと共有することは大切です。

また、人によっては技術的に実現が不可能といった場合もあります。依頼する前に自分が実現したいと思っているようなことを叶えてくれるかどうか、プロフィールや過去作品を確認して見極める必要があります。

スケジュールの都合がつかない場合がある

自分が依頼したいと考えているアレンジャーが常にスケジュールが空いているとは限りません。そのため、いざ依頼したい時に都合がつかない場合もあることを頭に入れてスケジュールを組んでおく必要があります。

アレンジャーに依頼する際の注意点

Dafydd Thomas - Mixing engineer based in Cardiff

https://www.dafydd-thomas.com/
Photo by James Owen / Unsplash

アレンジャーに依頼する際には、事前の確認と、コミュニケーションが大切です。
希望通りに仕上がる確立を上げるために、以下の注意点を確かめましょう。

依頼前にイメージや要望を明確にする

依頼前に楽曲のビジョンや要望を明確に伝えることが重要です。
具体的なイメージやジャンル、楽器編成などを共有しましょう。綿密なコミュニケーションを通じて、アレンジャーとの共通の理解を築くことが大切です。

また、イメージを共有するのには、文章や口頭のみでは伝えきれない可能性があるため、リファレンス曲を用意することも重要です。
イメージや要望をしっかりと共有することが、アレンジャーの力を自分の楽曲に適切に発揮してもらえる条件とも言えます。

アレンジャーの過去の作品や実績を確認する

過去の作品や実績を確認することは大切です。どのようなジャンルが得意なのか、どのようなことが実現可能かといった判断に繋がります。
また、自分が依頼したいと考えている楽曲のイメージに合った過去作品があれば、依頼した時のイメージがより持ちやすくなるでしょう。

期日や予算などの条件を確認する

依頼する際の費用やスケジュールを事前に確認し、自身の予算や納期に合わせて調整しましょう。
この際、余裕をもったスケジュールや締切を設定することはアレンジャーさんへの配慮にも繋がります。

また、依頼時には一回で納得いく作品に仕上がれば問題ないですが、時には修正をお願いしたい場合もあるでしょう。そのため、修正は何回まで対応可能か、あるいは1回当たりどれくらい追加料金がかかるのかも、依頼前に確認しておくことも大切です。


まとめ

以上、今回はプロのアレンジャーに依頼するメリットとデメリットをお伝えしました。
アレンジャーに依頼することによって、自分が作詞作曲した曲がより一つの作品として完成系に近づくでしょう。

ちなみに、アレンジャーの専門分野に応じて、1曲を複数のアレンジャーに依頼するケースもあります。特にオーケストラ系の楽器であるストリングスや管楽器を使用する場合、その楽器の特徴を理解している専門のアレンジャーに依頼することが多いです。このように、曲全体のアレンジとは別に、専門分野に応じてアレンジャーを選ぶことで、より高品質な楽曲を制作することが可能となります。

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編曲を依頼したいと考えている人は、ぜひ活用してください。

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Nami
Written by
Nami

東京出身の音楽クリエイター。 幼少期から音楽に触れ、高校時代ではボーカルを始める。その後弾き語りやバンドなど音楽活動を続けるうちに、自然の流れで楽曲制作をするように。 多様な音楽スタイルを聴くのが好きで、ジャンルレスな音楽感覚が強み。 現在は、ボーカル、DTM講師の傍ら音楽制作を行なっている。 今後、音楽制作やボーカルの依頼を増やし、さらに活動の幅を広げることを目指している。

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