ミックスエンジニアとは?

ミックスは、楽曲を立体的に仕上げるクリエイティブな工程です。 この記事では、ミックスエンジニアが行う作業についてご紹介します。 「ミックスエンジニアってどんなことをするの?」「ミックスを依頼したらどんな風に変わるの?」とお考えの方は、こちらの記事をご覧ください。

Nami
2024-03-064min read

ミックスエンジニアとは?

ミックスエンジニアとは、ミックス作業を行うエンジニアです。

ミックスとは、編曲が終わった後に行う工程で、ミックスを行うことにより楽曲が立体的に仕上がり、音楽作品のクオリティが高まります。

具体的なミックスの作業内容としては、それぞれのパートのパラデータの音量や PAN の調整、ノイズ処理、またエフェクトプラグインを使用した音の調整などを行います。

ミックスの詳しい作業内容について知りたい方は、こちらの記事をご覧ください。

音楽制作のミックスとは?作業内容や考え方を解説 | ONLIVE Studio blog
ミックスは、音楽制作における重要な工程の一つです。普段私たちが聞いている音楽は、全てミキシングされたものになります。今回はミックスとはどのようなものか、ミックスを行うことでどのような効果があるのかをご紹介致します。
ボーカルミックス処理は何をする?〜品質の高いオーディオを作るために | ONLIVE Studio blog
楽曲の楽しみ方は人それぞれ。なかでも、ボーカルの声に重きを置いて聴いている方も多いのではないでしょうか。そのため、ボーカルのオーディオ処理は重要です。しかし「何に気をつけて、何を施せばいいか分からない!」という方も多いはず。この記事では、ボーカルのオーディオ処理について詳しく解説いたします

ONLIVE Studio でミックスエンジニアに依頼できることは?

  • 楽曲のミックス依頼
  • 歌ってみた MIX
  • ミックスのフィードバック、ブラッシュアップ

※対応範囲は、エンジニアによって異なる場合があります。

MIX 師との違い

MIX 師とは、主にボカロの「歌ってみた」界隈のミックスを担当する専門家のことです。
ボカロの「歌ってみた」とは、ボカロP が公開している楽曲を「歌い手」と呼ばれる人たちが、ボーカロイドの代わりに歌うというジャンルです。

MIX 師と通常のミックスエンジニアは、取り扱うジャンルだけでなく、作業内容にも少し違いがあります。
一般的なミックスではボーカル、ギター、ベース、ドラム...などの各パートをそれぞれオーディオデータ化したトラックのデータ(パラデータ)をミックスします。

一方 MIX 師と呼ばれる人たちは、ボカロP が既に楽曲として仕上げているカラオケ音源と歌い手のボーカル音源をミックスすることが主な作業です。

そのため、「歌ってみた」ジャンルの依頼をする際は、MIX 師と呼ばれる人に依頼し、それ以外のジャンルは通常のミックスエンジニアに依頼すると良いでしょう。

しかし、エンジニアによっては他ジャンルへの対応もしている場合もあるので、気になるエンジニアを見つけたらまずはプロフィールを確認したり、必要に応じてメッセージで質問してみることをオススメします。

(注1)ボカロP ・・・ボーカロイドソフトで生成されたボーカルトラックを用いた楽曲を専門に作るクリエイター。

P はプロデューサーの略だが、音楽の要素の一つとしてボカロが利用されるようになった近年において、プロデューサーの意味は含まれていない場合が多い。

ミックスエンジニアへの依頼がマッチする人は?

  • ミックスを依頼して、楽曲をプロ仕様にしたい
  • 自分でミックスをしたものをプロに確認、ブラッシュアップしてもらいたい
  • メジャーシーンの音と比較して、自分の曲に何か物足りなさを感じている
  • 各楽器がごちゃついて聞こえてる

有名なミックスエンジニア一覧

有名なミックスエンジニアを、国内外それぞれ3組ずつご紹介致します。

<日本編>

  • 渡辺省二郎・・・佐野元春や電気グルーヴから、星野源まで、多岐に渡るサウンドを提供している。
    また、Z 世代を中心に絶大な人気を誇るYoutube「 THE FIRST TAKE 」にて、女王蜂 『メフィスト / THE FIRST TAKE The First Take 』をはじめとした様々なアーティストのレコーディングとミックスを担当。約40年のキャリアを通して、J-POP シーンを第一線で支え続けるエンジニア。
  • 小森雅仁・・・1985年生まれのエンジニア。
    米津玄師『 Lemon 』や Official髭男dism『 Pretender 』など、日本ゴールドディスクをはじめとしたアワード受賞作品を担当している。
    令和を代表するサウンドを世に届けている。
  • 天童淳・・・1980年代からエンジニアとしてキャリアをスタートさせ、岩崎宏美『 Dear Friends 』、REBECCA(レベッカ)『 Blond Saurus 』、井上陽水『ガイドのいない夜』などの数々のアーティストの楽曲を担当。
    また、ロックバンドや弦楽団、ウクレレアーティストなどとも仕事を行い、楽器に焦点を当てた依頼も得意としている。 

<海外編>

  • Bob Clearmountain(ボブ・クリアマウンテン)・・・アメリカの大御所エンジニア。The Rolling Stones(ザ・ローリング・ストーンズ)や David Bowie(デヴィッド・ボウイ)などの 70 年代以降のロックサウンド作品を手掛け、ミックス界に多大な影響を与え続けている。
    スタジオでよく見かける YAMAHA の NS10-M Studio は、Bob が使用したことをきっかけに1980年代に人気になり、モニタースピーカーの定番となったとされている。
  • Phil Tan(フィル・タン)・・・マレーシア出身のエンジニア。
    Mariah Carey(マライア ・キャリー)、NE-YO(ニーヨ)などのシンガーから韓国アイドルグループ TWICE(トゥワイス)やNewJeans(ニュージーンズ)など幅広いサウンドを提供している。
    Mariah Carey 『 The Emancipation of Mimi 』での「最優秀コンテンポラリー R&B 賞」をはじめとして、これまでに3回グラミー賞を受賞している。
  • Serban Ghenea(セルバン・ギニア)・・・現代における洋楽サウンドを形成している一人。業界からの信頼は厚く、これまでにグラミー賞を 19 回受賞している。(2023 年 11 月現在)
    2022 年にグラミー賞を受賞した Silk Sonic(シルク・ソニック)『 Leave The Door Open 』や全米一位を獲得した Taylor Swift(テイラー・スウィフト)『 Anti-Hero 』などの楽曲のミックスを担当している。

まとめ

以上、今回はミックスエンジニアについてご紹介致しました。
ミックスは作品としての表現の幅を広げてくれるだけではなく、各楽器のバランスが取れ、より聞きやすい楽曲に仕上げてくれる工程でもあります。

まだミックスを依頼したことがないという方は、ぜひ一度依頼してみてはいかがでしょうか。

ミックスエンジニアに依頼をしたい方は、ONLIVE Studio でもプロフェッショナルを探すことができます。ぜひご活用ください。

ONLIVE Studio
サウンドメイキングに新たな発見を
Nami
Written by
Nami

東京出身の音楽クリエイター。 幼少期から音楽に触れ、高校時代ではボーカルを始める。その後弾き語りやバンドなど音楽活動を続けるうちに、自然の流れで楽曲制作をするように。 多様な音楽スタイルを聴くのが好きで、ジャンルレスな音楽感覚が強み。 現在は、ボーカル、DTM講師の傍ら音楽制作を行なっている。 今後、音楽制作やボーカルの依頼を増やし、さらに活動の幅を広げることを目指している。

More from ONLIVE Studio blog

Register Now

ONLIVE Studioに
登録してみませんか?

プレリリース期間中に、プロフェッショナルに登録してくださるアーティストを積極的に募集しています。

ちょっとでも面白そう!と思った方は、ぜひ登録してみてくださいね!

ONLIVE Studio →